【2014夏の番外編】東北紀行その2

どうも。九重です。

東北巡ってから1週間か…早いようなそうでもないような。

というわけで、第2回は陸前高田市編です。

気仙沼の時よりもショックは大きかったですね。

何もないんです。なにも。

3年経って片づけられたってのもあると思うけど、あそこまで何もないとショックですね。

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たぶん街中だったところだと思うんですが、ご覧の通り。

 

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かの有名な「奇跡の一本松」です。

もともとここには約7万本の松が立ち並ぶ松林がありました。

しかし津波によって、1本を残してすべて流されてしまったとのことです。

1本残ったことよりも、約7万本が根こそぎ持って行かれた津波の恐ろしさのほうが印象が強かったです。

ちなみにこの一本松も海水の塩分などにやられて、そのままでは枯れるだけの運命でした。今は防腐処理が施され、モニュメントとして残されています。

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仰ぎ見ればこんな感じ。

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今でも片づけられていない松の残骸が残っていました。

 

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現在高台に住宅を作ろうと、山を削っています。

その山で出た土を平地に運ぶためのベルトコンベアが、陸前高田の空に張り巡らされていました。吊り橋に見える建造物もベルトコンベアです。「希望のかけ橋」と呼ばれているようです。

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最後に、陸前矢作駅の風景を。

陸前高田の駅も津波で流されてしまい、今ではこの路線は運行していないようです。途中の線路も流されたまま復旧されていなかったですし。ここに鉄道が再び走る日はくるのでしょうか。

 

というわけで、東北を巡ってきた感想を記してきたわけですが。震災はまだ終わってないし、復興も道のりは険しいです。でも負けずに頑張っている人もたくさんいます。

決して忘れてはいけないし、風化させてはいけない。

広島でも大規模な土砂崩れが発生したり、他にも台風や豪雨で被害を受けている地域もあります。そんな中でも助け合って乗り越えていけるのが人の強さだと思います。

私にできることを少しずつでもやっていこう、そう思った夏の日でした。

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